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20090124設置
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ちょっと書き直しっつーか、藤の書いたやつそのまま、短めに添削してみた!!
どうだろ・・・




朝練も終わり、皆と歩いて教室まで向かう。
いろいろ話してたら、柳は弦一郎と、仁王は透と同じクラスだと分かったので一緒に行こうってことになったんだ。

それにしても、みんな小さくて可愛いなあ・・・。(と言ってもみんなすでに私より身長は高いのだけど)
後2年でああなってしまうのかと思うと少し残念な気持ちになる。
ああ!もったいない!
可愛いのに!!もったいない!!(ここ重要なんだからね!)




第34話




「そういえば、仁王君と柳君はお昼ってどうしてるの?」
「俺は昨日は教室で弁当を食べたが」
「俺も似たようなもんじゃき」


私の一言に、それがどうかしたのか?という目線で(柳は瞼閉じてるけども!)問いかけてくる2人。
この2人に見られると(特に仁王には)ちょっと怖い。
仁王の三白眼って、結構恐いんだーなんて思ってしまった。(見降ろされてるしね)
柳に至っては、きっちりと瞑っている目を見ると、これでよく物が見えるものだと感心してしまう。
あっちにいるときは、薄目でも開けているんだろうと思っていたんだけど、そうじゃないみたいだし。
柳の瞼の構造はいったいどうなってるんだ?


「あのさ、柳くん達もお弁当なら、私達と一緒に食べない?」


私はただ単にお弁当なのか学食なのか気になっただけだったんだけど、透が柳と仁王も一緒にどうかと声をかけた。
その提案にゆっきも弦一郎も口を開く。


「うん、そうだね。せっかくなんだし、迷惑じゃなければどうかな?」
「そうだな。どうだ、柳、仁王。一緒に食べないか?」
「ふむ・・・。そうだな・・・、せっかくだ。よろしく頼む」
「考えとくぜよ」
「じゃあ、昨日と同じ場所で食べよう!弦一郎、ちゃんと連れて来てね」
「ああ、無論だ」
「仁王君は透と同じクラスなんでしょ?一緒に食べるなら透とおいでよ」
「そうじゃな。その時は頼む」


(うわああああああ。普通に一緒にご飯食べることに決まった!!!)

よく考えたらこれって結構凄いことなんじゃないだろうか。
グッジョブ透!

なんて考えてる間に、気付いたら私達の教室の前で。

「それじゃ、またお昼に」
「うん。また後でね」


皆に軽く手を振って教室に入る。
去り際に、透が親指をグッてやったので、私もさり気無くグッて返してみた。
もう、これだけで意思疎通できますから。

『お昼楽しみだね』
『ですよねー』


「どうした透?」
「ふふ。内緒ー」
「お前さんら、変わってるのう」



透さん、満面の笑みですね。
心から満面の笑みですね。ええ、わかります。
透の確信犯的な笑みを心にそっと納めながら席に着く。

お昼、楽しみだなー。
まあ、ある意味味がわかんなくなりそうだけど・・・・・・。
冷静に考えたら、神の子と皇帝と達人と詐欺師と一緒のお昼って・・・!!

(恐えええええええ!!!!!)


「伊織、どうしたの?」
「ううん・・・。なんでもない・・・。柳くんと仁王くんと早く仲良くなれるといいよね・・・」
「うん。そうだね。お昼休み楽しみだね」
「うん・・・・・・」


2年後の姿で考えたら、凄い絵面だなあ・・・。と思った伊織だった。














「・・・・・・あれ?早く来すぎちゃったかな?」
「んー、それっぽいね。ちょっと待ってようか」


皆を待たせちゃ悪いと思って急いで来たんだけど、1番乗りだったみたい。
ゆっきと一緒に芝生の上にちょこんと座る。風がそよそよ吹いてて気持ちがいい。
思わず寝ころんでしまいたくなりますな。


「伊織、マネの仕事はどうだい?」
「んー、今日初めてやったけどいい感じかな。そんなに大変そうじゃないし。透もいるし」
「そうか」
「ゆっきは?立海の練習はどう?」
「そうだな。朝練をやった感じではまだあまりレベルはわからないけど、先輩たちを見てるとやっぱり凄いなっって思うよ」
「そっか。やりがいがあるってやつかね?」
「ふふ、そうかも」


ゆっきが嬉しそうに笑ってる。
立海の練習、凄く楽しいんだろうな。
そんな顔を見ちゃうと、私もマネとして手が抜けないね。(もちろん手を抜いてたわけじゃないけどさ)
頑張んなきゃ!って思える。



「伊織、精市、お待たせ!」
「透!遅かったねー」
「ふふ、仁王も来たんだね」
「ま、お呼ばれしたけぇの。お邪魔するぜよ」
「お邪魔致します」
「っ!!!!」



(や、柳生だー!!!!!)


透と仁王の後ろについて、七三逆光眼鏡が丁寧にお辞儀した。
お前はサラリーマンか。(これで中学生とか有り得ない)


「始めまして。柳生比呂士と申します」
「あのね、柳生は私と同じクラスで隣の席なの。よかったらお昼一緒しないかって誘ったんだけど、よかった?」
「もちろん!私は秋原伊織です」
「俺は幸村精市だよ」
「秋原さんに、幸村くんですね。よろしくお願いします」


台詞、堅苦しいな!!そんなんじゃ息詰まるぞ!!
仕草や動きがどことなく優美な柳生。
さりげなく透を先に座らせる辺りとか・・・。これがジェントルたる所以なのだろうか。

「あ、立ち話もなんだし。座って座って」

所在なさ気に立っている柳生に、座りなよと促してみた。
ら、この人、ハンカチをお尻の下に敷きましてよ!
なんというジェントル!!



「…柳生君は、生粋の日本人、だよね?」
「そうですが」
「そうだよねー」


なんだろう。
こう、戦前とかの外国人とかこんな感じじゃない?
公園のベンチに座る時もハンカチーフを敷いて「ここに座りなよ!」って男の子がウィンクぱちーん☆て。
………ぶっふ―――――!!(笑っちゃダメ!笑っちゃダメなのよ、伊織!)


「あの、秋原さん、大丈夫ですか?」
「…!あ、……うん。だい、じょぶ!…っ!(笑いをこらえるのってきつい!!)」
「あー、柳生。気にしなくていいよ。伊織はいつもこうだから」
「ふふ、伊織は面白いね」
「ふむ。お前さんも、可笑しなやつじゃのぅ」


これが笑わずにいられるか!(バカ者どもめ!)
ていうか何で笑わずにいられるのかが分んない!!
ゆっきも仁王も私を見てにこにこしてるし。(仁王は若干にやりとしてるけど)
見てみろ!透なんて笑いたくても柳生の手前、笑えないもんだから視線が斜め下に泳いでるぞ!


『笑いたかったら笑っていいんだぞ透』
『・・笑ったら悪いと思って・・・。プッ・・・』
『・・・軽く涙目だよ?』
『いや、だって・・・今時ハンカチをお尻の下に引く男子って・・・』
『ないよね』
『うん・・・ないね』


彼らは会話に花を咲かせているが、私達の間では柳生は存在否定されていた。
だって・・・!!!ハンカチーフはないよ!!!!(爆笑)











名前のところは、また透視点で書けるかなー・・・って思っていろいろ切った^▽^;;
いらないとおもうところバッサリ切ってしまった。どうでっしゃろ
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